イギリスのStorm(暴風雨)の名前の由来

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2020年2月には2週間連続で大型の暴風雨がイギリスを直撃し、大きな被害をもたらしました。
最初に来たのが「Ciara(キアラ)」で、その翌週に来たのが「Dennis(デニス)」という名前です。

日本の様に自然災害が多い国ではないため、対策ができていないこともあり、日本の台風に比べると規模は大きくないものの、被害は多くありました。

日本でもニュースになっていましたが、名前に疑問を持った方も多いかと思うため、まとめてみました!

誰が名前を付けているの?

MET Officeと呼ばれるイギリス気象庁が名前を決めています。
このMETはMeteorologicalの頭文字3文字を取っています。

国民が暴風雨の影響を認識しやすくするために、2014年に名前を付けることを定めました。
実はかなり最近の話なのです。

そして実際に命名された最初の暴風雨「Abigail」は2015年11月10日に発生しました。

どれくらいの規模から名前が付くのか

MET Officeがオレンジ色、または赤色の警告信号を発声した際に命名されます。

出典 : Met Office

Red warning

・危険な天気が予想されます。まだ行動を行っていない方は今すぐ行動して、自分や周りの方を天気の影響から守る必要があります。
・旅行、エネルギー供給、そして場合によっては財産やインフラストラクチャーへの広範囲な損害を伴う命のリスクが存在する可能性が非常に高いです。

Amber warning

・悪天候の影響を受ける可能性が高くなり、計画を混乱させる可能性があります。
・これは、旅行の遅延、道路と鉄道の閉鎖、停電、および命と財産に対する潜在的なリスクの可能性があることを意味します。

Yellow warning

・黄色の警告は様々な気象状況に対して発令されます。
・黄色の警告の内容を読んで、どの気象状況が警告によってカバーされているかを判断することが重要です。

Amber warningの程度

Storm CiaraはAmber warningとして発令されました。
指標だけ見ても分かりづらいと思うため、実際の写真を参考にしていただければと思います。

3段階中2段階目で甚大な被害が出ています。

出典 : BBC NEWS

2020年の名前一覧

Atiyah
Brendan
Ciara
Dennis
Ellen
Francis
Gerda
Hugh
Iris
Jan
Kitty
Liam
Maura
Noah
Olivia
Piet
Roisin
Samir
Tara
Vince
Willow

アルファベット順に暴風雨の名前は命名されていきます。
一般的に名前に使用されない文字Q、U、X、Y、Zは使用しません。

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